福田晃一 「買う理由は雰囲気が9割」
最近読んだ本、パート2。
リアルでオススメされたので買ってみたけど…
歴史好きとしても、最新情報に興味津々のクロヒョウとしても、学びの多いビジネス書でした。
人がモノを購入したりサービスを利用したりするのは、それを購入・利用することで、美味しさだったり、ファッションだったり、癒し効果だったり、楽しい時間といったものが得られたり、なりたい自分に近づくことができるかもしれないと感じるから。
今の時代は、SNSによって、企業が消費者に宣伝するよりも、誰もが受信者であると同時に発信者でもあるため、「共感」「シェア」が凄まじい力を持っている。
好きなものを好きと言い、良いと思うものを良いと言う、そんな日常生活において当たり前の様に行われていることが、時には物凄いお金を動かしたり、トレンドを生み出したりする。
こちらの本の中で、商品×SNSにより思いもよらぬヒットが生まれたという事例が紹介されていて、なかなか面白かったです。
巻末にはインフルエンサーたちの本音トークが載っており、こういった生き方・仕事の仕方があるのだと、とても参考になりました。
「流行りを仕掛ける」、これが個人でも可能だというこの時代、メッチャ良い。