新井紀子さんの「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」という本の注意喚起力が凄かったので、ちょっとした補足。
こちらの本に記載されている、「教科書を読めない」というのは、果たしてどういうことなのか?
仕事にせよ家庭にせよ何にせよ、問題があれば解決しなければならないが、何が問題かがわからないと、アプローチしようがない。
文章を読み取る力がないと、状況を頭の中でイメージできず、どうして良いかがわからなくなるだけ。
世の中には情報が溢れているので、問題を適切に把握し、適切な人に聞いたり適切な調べ方をしていけば、大抵のことは解決の方向に向かうことができる。
例え未知の領域に進むことになったとしても、その分野の教科書などをきちんと読んだりその分野の先生に疑問点を質問するして勉強していけば、理解し、できるようになっていくもの。
また、その能力があれば、人に伝えることもできるようになっていくはずなので、これも重要。
(相手に最低限の読み取る力がないといけないけど…)
ただ、その「教科書を読む能力」は、勉強したり本を読んだりすれば身につくかというと、意外とそうでもないらしい…
とはいえ、子どもの頃に身につかなかったからといって、大人になったら手遅れかというと、全くそんなことはない。
何事であれ、努力すれば一定のレベルまでは到達するもの。
個人的には、「人と会話する」「文章を読む」「文章を書く」かなぁ…
文章を書くといっても、大げさなものではなく、それこそこんな感じの、何でもない文章とか。
書いてみると、まずは自分の文章の下手さにビックリするはず(笑)。
そこから、続けていくうちに段々と自分の頭の中にあるものが少しずつ表現できるようになっていく…、と思います。
自分の好きなものなどについてであれば、誰でも熱く語れるものなので、まずはそこからが書きやすいかも。
別に人に見せる必要もないので、何となく書いて破ってを繰り返すのも良さそう。
うん、着地点を決めずに書き始めたので、何を言いたいのかわからない(笑)。