やそのブログ

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の「【共生×旅カフェ】WELgee サロンVol. 21 ドイツと日本の難民受け入れの違いって、どこが違うの?

https://peatix.com/event/414480?lang=ja


2018年8月2日は、WELgeeさんの「【共生×旅カフェ】WELgee サロンVol. 21 ドイツと日本の難民受け入れの違いって、どこが違うの?」に参加しました。


今まで知らなかった・関わることのなかったことに触れる、貴重な機会となりました。

 


ただ、例によって、下記は正確な内容とは限りませんので、ご注意下さい。

 

 


WELgeeさんは、「自らの境遇に関わらず、ともに未来を築ける社会」というビジョンのもとで活動しているNPO法人で、今回のイベントも、「難民の人々と出会い、話し合う場」の1つとして開催されました。

 

 


まずはアイスブレイクということで、隣の席の人と話すことになるのですが、


・自己紹介
・今回のイベントに参加した理由
・最近の小さな失敗


と、最後が面白い項目となっていました。

 


まずは、ドイツと日本における難民の受け入れの違いについて。

 


ドイツ
・2015年と2016年の2年間に、120万人受け入れ。
メルケル首相は2015年8月に「ドイツに来た難民は全員受け入れます。」とコメント。
ドイツ国民は歓迎ムードだった。


何故ドイツは難民を受け入れるのか?
・移民の背景を持つ人が多い。
憲法で亡命権(庇護権)を保障している。
ナチス時代に大量の難民を生み出した苦い記憶。


ドイツ政府
・難民申請してから2〜3ヶ月で住居と生活金の支給。
・3〜6ヶ月で統合講習(6ヶ月)、ドイツ語・歴史・政治のクラス。
・6〜10ヶ月で難民認定、安定した滞在資格、職業学校・大学・就労機会。


市民からは、ドイツ語のお喋りカフェなど。

 


日本
・2017年の難民認定数は、たったの20人。
・安倍首相は2015年9月に「人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前にやるべきことがあってら女性の活躍・高齢者の活躍・そして出生率を上げていくにはまだ打つべき手がある。」とコメント。


何故日本は難民の受け入れが少ないのか?
・一般市民から難民の方への理解がまだ浸透していない?
・移民さえ正式に受け入れる政策を持っていない?
憲法で亡命権(庇護権)を保障していない?


日本政府
・難民申請して2〜3ヶ月で保護費(RHQ)。
・6〜10ヶ月で安定支援・日本語教育社会保障、就労支援。


・市民からは、ヨガ教室・日本語教室・交流イベント。

 

 


その後は、「1つの現象は見る角度によって違う」ということを念頭に置いた上で、「難民という言葉を聞いた時、どんな絵が頭に浮かびますか?」という問いかけ、ドイツでは「難民の話は難民と一緒にしよう」という言葉があるというお話。

 


そして、ドイツ市民の難民との関わり方について、


・ドイツ語の言語学習カフェ
・映画鑑賞会
・地域のサッカーチーム加入
・音楽イベント
・お家に招待
・料理教室
クラフトワークショップ
・ニューカマー達の情報共有イベント


などがあるという紹介がありました。

 


そこからは、上記を参考にして、7人ずつのグループに分かれてのディスカッションの時間に。


イベント冒頭での自己紹介でもそうでしたが、海外の方を交えるのがミソ。

 


議題は、


「日本でやってみたい・あったらいいなと思う企画は?」


「WELgeeの次回イベントでやってみたいことは?」


の2つ。

 


「ニューカマーズと作る新たなコミュニティイベントを考えよう!」というかけ声のもと、


キーワード 
共に創る


ヒント 
言葉の壁を越える 
・ART
・FOOD
・SPORTS


というアドバイスもありました。

 


はじめは、3分間で自分で考えてみるということに。


僕としては、


・歌 (日本語や外国語にしたり)
・踊り  
・日本昔話、祖国の話など
・童謡など
・陶器づくり、クラフトワークショップ
・演劇をやってみる
・子供との交流
・紙芝居


が浮かびました。

 


次に、10分間でグループでの話し合い。

 


その後は、グループごとにディスカッションで出たアイデアを発表することに。


そこでは、


よさこい・リオなどの踊り
刑務所の中を見たり
・日本語教室(双方向によりフィフティフィフティに)
・同じ目線で畳で話す
・山に行って自然の中で
・大学などで交流イベント
・運動会
・色んな国の歌を歌う
・各国の料理をシェアする
・手芸教室
・スポーツ
・家庭菜園(現地の種)
・言語を通して対話
・食文化を持ち寄ってパーティ
伝統芸能


と、全体でたくさんのアイデアが出て来ました。

 

 


最後はみんなでの交流の時間となり、僕は早めに失礼しましたが、こういった場があるというのは素晴らしいなぁと感じた次第です。

 

 


#WELgee