言うまでもないことかもしれないけど、言葉というのは、物凄い発明だなって思う。
人と意思の疎通ができたり、自分の頭の中にある物を表現できたり、それらを時代を超えて触れ合ったりできるなど、その凄さは計り知れない。
もちろん、自分が納得できるように表現できているとは限らないし、相手にそのまま伝わるとは限らない訳で、「せめて人が誤解しあえる程に理解し合えれば」というヴァレリーの言葉もある。
ただ、使い方次第で良い方にも悪い方にも転がるので、不用意な発言や発信には、注意した方が良さそう。
そんな「言葉」で面白いことの一つは、「掛詞」というか、一つの言葉に複数の意味を持たせること。
個人的には漢詩が好きなんだけど、昔の日本の和歌や俳句を見てみると、「天才か」と思わされるものがたくさんある。
でも、掛詞って、声に出した場合、人によっては「駄洒落」「親父ギャグ」と寒い反応をされるのは何でだろう?
美男美女が言えば違うのか?
でも、以前に美人さんが仰っているのを聞いて、「ルックスがどうであろうと、親父ギャグは親父ギャグやな…」と思ったり(笑)。
とはいえ、バカにしている訳ではなく、考えごとをしていたり話しているうちに何かが浮かんで来ることはあるもので、それを言いたくなるのは、ある意味仕方ないかなと。
文章を書いていても、文面を眺めているうちに何かが浮かんで来ると、ついつい組み込みたくなっちゃうし。
そんな言葉遊びだけじゃなく、何やら小ネタを入れようとしていると、僕のような脱線ばかりの文章が出来上がります(笑)。
むしろ、小ネタのために本題があると言っても過言ではない?
それにしても、自分で言うのもなんだけど、「いわゆる、普通の楽しみ」からはかけ離れてしまっている訳だが、こういった言葉遊びというか、「文章を書く習慣」「それなりの文章力、表現力」などを手に入れたことは、それらを楽しめることも相まって、幸運なことだなと。
しかも、先に述べた「いわゆる、普通の楽しみ」についても、これまでに経験していないことが多いだけに、楽しみがたくさん残っているとも言える。
また、イベントや旅行や勉強や本などについて感想や備忘録などを書く場合、文章を練っている際にそれらを追体験することができるし、読み返した時に再び思い返すことができるし、そこに書かれている寒い小ネタでのたうち回ることができる(笑)など、楽しみの幅が広がるのもポイントかも。
うん、途中でも書いているけど、脱線脱線で、何が言いたいのかサッパリわからないな(笑)。