やそのブログ

モットーは、「楽しい」「面白い」。 座右の銘は、「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」。 最近は自作PCにハマってます。ある程度慣れてきたので、次は中の設定イジりかな…

小人閑居して不善を為す、至らざる所無し

「小人閑居して不善を為す、至らざる所無し」という言葉がある。


変に時間が出来てしまった場合、その時間の使い方によってその人の性質が見えて来る面があるのかもしれない。


安岡正篤先生の著作にはちょくちょく「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁がず、競わず、随わず、以て大事を為すべし」という言葉が出て来るのだが、古人は閑を耐えるものとして捉えており、「一人の時間の過ごし方」というのは重要なんだということを考えさせられる。


もともとインドア趣味だったり、室内も外もオッケーという過ごし方だったり、柔軟に対応していける人ならまだ良い方だけど、一生懸命仕事に取り組んでいたのにそれを減らされたり取り上げられたり、外での遊びを楽しみにしたり気分転換やストレス解消にしている人からしたら、今の状況は相当つらいでしょう…


自分の場合はプロのぼっちにして一人遊びの達人なのでこれはこれで楽しんでいる面もあるけど(笑)、人に会ったりイベントに行ったり外で何やかんやするのも好きなので、かなり困っているのも確か。


ほとんど出来なくなった最近になって思うのは、「集中して考え事をしようと思ったところであんまり上手くいかないけど、歩いている時とかだと意外に考え事が捗るな」ということ。


考えてみたら、歩いている時もそうだけど、手や足を使って単純作業をしていると、気のせいか頭が冴えるような気がしないでもない。


問題は、せっかく浮かんだアイデアや小ネタ等というのは忘れてしまい易いということ。


もちろん、「考え事をする」と意気込んでメモの準備をしていれば良いんだけど、そういった「何となく」の考え事の場合、すぐにメモれるとは限らない状況であることが多かったりする(笑)。


話が逸れまくって着地点がわからなくなってきた、とりあえず変に時間が出来て精神状態がおかしいと感じたら、散歩はしづらいにせよ簡単なゲームなり字の練習なり体操なりをして、頭や心の整理をしてみるのもアリなのかもしれないなと。