先日アップした投資について記事、意外と反応があったので(自分比)、より深く触れてみる。
あ、ここから先は長くなりますが、来年の経済の勉強会とは関係ありませんので、そちらに興味がある方は連絡いただければ。
とは言え、先日の記事はSDGsというよりESG投資と書いた方がおさまりが良かったような…
資産形成と言えば、一時期話題になった2千万円問題ですねぇ。
これについては、解決策を個々人が見つけていくしかないし、もっとたくさんのお金が必要だという説もあります。
僕の場合、昔から将来のためにと何となく貯金はしていて、ゴールが見えずに漠然とした不安を抱えていただけに、とりあえずは目指す目標になって丁度良かったなぁという風に受け止めていました(笑)。
目指すべき数字や達成までの時期が明確化されたことで、さてどうしようかと本やブログなどで調べていくうちに、S&P500のインデックス投資という方法を知り、知れば知るほど合理的で自分にも合っている感じがしたので、勉強と並行しながらまずは貯金のほぼ全てをぶっ込んでみることに。
ザックリ言えば、アメリカの主要の株式をほぼ買ってしまうみたいなもので、アメリカの経済が成長すればそれに伴って資産が増えるというカラクリということで、いちいち個別株を調べたり上がり下がりに一喜一憂する必要がないというのが良いなぁと。
一昨年のトルコ旅行の際、iPhoneだのコカコーラだのが普通に浸透しており、空港でもの荷物チェックの際に「iPadはないか?」と聞かれたこともあって、「なるほど、アメリカの商圏は世界なんだな」ということを肌で感じていたので、アメリカの経済成長はそう簡単には終わらないという考えがありました。
「外交官とその歴史シリーズ」でおなじみの岡崎久彦さんが、要約すれば「日本は歴史上、イギリス・アメリカと仲良くしていれば良い感じになっていた」と書いたりしていたのも、自分の中での根拠に。
僕は孟子が好きで、基本的には性善説(孟子=性善説というのは、そんなに単純な話じゃないけど…)を信奉しているので、なんだかんだで世の中はより良い方向に向かうものだと楽観視しています(笑)。
ちょっとした問題ってほどじゃないけど、アメリカの主要の会社全てに投資という形なので、僕がアンバサダーをつとめている会社にとってのライバル会社の株にも間接的に投資していることになるので、少し靄る部分はあります。
例えるなら、僕自身は楽天イーグルスファンなのに、西武ライオンズのグループである西武鉄道に乗るみたいな?、ってこれは意味が違うか(笑)。
という訳で、VOOとVTIにほぼフルインベストメントをした訳だが、画像にあるようにそれとは別で資産作りのための積立をすることに。
いわゆるドルコスト平均法、積立投資もつみたてNISAも、選んだのはこれまたS&P500であるeMAXIS Slim米国株式(笑)。
アメリカがこけたらおしまいなんだけど、その場合は日本もタダでは済まないという考えと、上記の理由も含めて、腹は括っています。
これらは最初のうちはお試しで小額から、途中から積立は月5万円(楽天カードの積立投資限度額、1%のポイント還元アリ)、つみニーは年間40万円になるようにし、不足分は夏の賞与で補填しまして、スタートした今年はコロナ禍での積立があったため、かなりのリターンに。
さすがにこれは多過ぎで、一般にS&P500は年間の利回りが7%くらいと言われているものの、今までの歴史がそうだったからと言ってこれからも絶対にそうなるとは言えないし、そもそも今後は利回りが落ちるだろうと予想されており、まあ個人的には3〜5%あれば良いかなぁくらいの感覚です。
これを仕組み化・システム化(大袈裟)してしまえば後は簡単、収入から家賃等の固定費と自動で引き落とされる投資額を引いて、残った金額を自由自在に使えるので、変なストレスもないし、上手く調節していけば美味しいものも食べられるし、人とお茶もできるし、イベントにも参加できるし、ビジネスも進められるし、本も買えるし、ガジェット遊びもできます(笑)。
今度一万円札になる、僕の名前のもとになった青淵渋沢栄一公は、「入るを量りて、出ずるを制す」と言っていますね。
ビジネスは「一気に大量行動」がセオリーとのことで、まだまだ実践し切れておらず試行錯誤中ですが、こちらはコツコツと出来るので、まだやり易い気はします。
まあ、毎年これが出来るかと言えば難しいかもしれないけど、少なくともつみニーは限度となる20年間は続けることで、800万円+非課税の利益分は形成していこうかなと。
あ、非課税と言えば、iDeCoは現在の勤め先からNOと言われたので、やっていません。
もちろん、身体が資本なので、健康にお金を投資すべきで、適度な運動、健康的な生活、栄養あるものを食べ、不足ならばサプリで補うなどをすべきで、病気や怪我をしてしまったらよりお金がかかってしまうことは留意する必要があるでしょう。
理論通りにいけば、何十年後かには寂しい老後おっと間違えた気ままな一人暮らしを出来るようになるはず(笑)。
いや、エビ中ファミリーたる者、永遠に中学生なので、楽しい中学◯◯年生だな(笑)。
永遠に中学生! ♪ (私立恵比寿中学 「永遠に中学生」)
ここまでウダウダ書いてきましたが、これらはあくまで僕の自己流の選択・考え方・やり方であり、「もっと良いやり方がある」「いや、画像加工しただろ」と言われるかもしれませんが、人と競ったり騙ったりするようなものではないので…
そもそも、家族やパートナーでもない限り、自分以外の収入や資産は考える必要のない事柄じゃないかなと。
ところで、「投資は自己責任」という言葉があるけど、投資どころか自分の人生というものは全てが自己責任なので、何かに責任を押しつけるのは違うような気もする…
ただ、これはあくまで受け手というか主側の心構えであり、「人をバツにして、自分がマルになる」という風に仕掛けることを肯定するものではなく、当然ながらそういったやり方は許されるものではないと思っています。
上記の孟子の仁義礼智にも反するし、論語でも「利によりて行えば、怨多し」とあります。
どうせなら、人を喜ばせることで収入を得たいし、「収入は、誰かのありがとう・社会貢献の質×量」と言われていますし、こちらも論語で「利は義の和なり」とあります。
さて、上記の資産形成は「怪我や病気なく」「何十年も」「同等以上の給与」「一人暮らし」「労働時間を犠牲」「物価がそのまま」「計画通りでもある程度の金額止まりのため、やりたいことが制限される(お金が全てではないけど、少ないと選択肢が減る)」等と言った条件が前提となる訳で、必ずしも絶対的なものではありません。
並行して、いやむしろ熱量やエネルギーを向けて、今まで以上にビジネスを構築していきます。