やそのブログ

モットーは、「楽しい」「面白い」。 座右の銘は、「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」。 最近は自作PCにハマってます。ある程度慣れてきたので、次は中の設定イジりかな…

集中か分散か

「集中か分散か」という問題については、なかなか答えを出すのが難しい。


「とりあえず3年」というよろしくない言葉があるけど、とりあえずではなく一生懸命3年やれば大抵はその分野で一人前になれるもので、そこから道は広がっていくもの。


収入のカテゴリーである「サラリーマン・自営業者・ビジネスマン・投資家」で考えても、サラリーマンであれば出世なり成績なりやりたい業務なり転職なりと選択肢が広がるし、技術が身に付いたなら独立して自営業者となるも良し、技術だけでなく人脈等も身に付いて凄いアイデアが浮かんだのならばならばビジネスとしてやるも良し、その業界や世の中のお金の流れが読めるようになったのであれば投資をするも良し、集中することで良い面はたくさんある訳だ。


ただ、その会社や業界が今もその先もずっと絶対に大丈夫だという保障はどこにもなく、それこそ現在のコロナ禍のように思いもよらぬ要因から崩れてしまうこともあり得るし、凄い技術や知識を持っていたとしてもモノによってはAIにシェアを奪われるなんてことも起こり得る訳で、その際に何か一本に賭けていると、それがこけた時に共倒れとなり、他へのつぶしがきかないことでリカバリーも難しくなってまう。


そう考えると分散もリスクヘッジという意味では有力な手段と言えるんだけど、器用貧乏と言うか、どれも中途半端になったり、専門でやっている人に勝てなかったりで、大したリターンは得られないというケースになりがち。


なんだかんだ言って、集中が良さげなんだけど、そこにとらわれるだけでなく、他分野の勉強や行動も怠らないのが良いのかな?


意外と、それによって視野が開けたり、他分野によって自分の分野のヒントが転がっている可能性もあるし。


また、一般知識やマナーやモラル等といった自分磨きによって、「どこに出しても恥ずかしくない人間」となることができれば言うことなし。


まあ、口で言うのは簡単なんだけどね…


さらに話が逸れるけど、「教科書が読める」すなわち「相手の発言やメールや説明書や企画書等の内容をキチンと理解できる」能力というのは意外と希少であり、今の時代は大体の物事というのはネットや参考書はいくらでもあるので、ちゃんと読み込むことができれば一定の力は身に付くものであり、これらはAIにも真似できない、人間特有の凄まじい能力と言える。


こちらの内容については、新井紀子先生の「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」という本に詳しい書かれいるため、メッチャおすすめです(ダイマ)。


なんて一文にもならない宣伝をしていながら、続編を買ったにも関わらず積ん読状態という…(笑)


25.6時間じゃ足りない ♪ (私立恵比寿中学 「スウィーテスト・多忙。」)