「簡にして要を得る」という言葉があるように、短い言葉で簡潔にわかり易く伝えることが出来る人というのは、物凄い能力を持っているのだと言える。
TwitterのようなSNSが好まれるのは、短い呟きをしたり見たり出来るという取っ付き易さやわかり易さにもあるのかもしれない。
Twitterに慣れ親しんでいる人は、日々短い文章に触れていることになるので、そういった能力が育つ土壌となる可能性も。
ただし、僕のように話があちこちに行って冗長になるのは論外だけど(笑)、これでも「どちらが正しいという訳ではない」だとか「個人的には」だとか「難しい問題」だとか「一概には言えないかも」等、発言にはある程度は気を遣っていて、それでも「あ、あそこのフォローが足りなかったかも」と反省したりもするので、短文で自由に発言するというのは、要らん誤解やトラブルを招きかねないという危険性を秘めているとも言える。
ただでさえ行動や発言の一部が切り取られたり、意図が上手く伝わらないこともあるこの世の中、二元論とか大きな主語とかでズバッと切るのは発言する側も見る側も爽快なんだろうけど、メリットだけではないということは認識しておいた方が良いのかも。
まあ、注釈だらけの長文を好んで読む人というのは少数派だろうし、冒頭に記載したように簡潔にまとめることが出来るのがベストだから、長文を救済しようという話ではなく、短文への注意喚起といった感じになりますね。
曖昧なんてkick and punchでWIN!! ♪ (私立恵比寿中学 「HOT UP!!!」)