今の世の中、個人や小グループが自由に発信したり講義したりすることができます。
言論の自由・情報の取り放題はありがたいんだけど、発信には責任が伴うし、受け取る側は取捨選択が大変となる。
時折、インパクトあるタイトルを見聞きすることがあり、中身を見てみるとトンデモ理論だったりすることもあるのだが、あれってかなり危険な行為じゃないかなぁ。
まあ、見出しで目を引くというのは昔からマスコミがやっている手法なので、「マスコミは良くて個人がやっちゃいけないという理屈はおかしい」という反論があるのかもしれないけど、それで言うならどっちもやっちゃダメだよね（笑）。
それが個人の意見や予想であればそう前置きするべきだし、「真実を伝えたい」と言うのならばそのエビデンスを示さなければ、基本的にはまともに相手をされない。
エビデンスについても、都合の良い部分を切り取ったりグラフの見せ方を変えたりと、ぱっと見の印象操作が行われることもあるので、警戒が必要だったりすることもある。
極端な主張には何かしらの狙いがあったりするので、裏の意図を考えるなり、熱くならずに落ち着いて判断するのが良さそう。
本人からしたら善意による注意喚起のつもりでも、やられた側や客観的に見たら不安煽りに感じられたりもするし…
聞いて ちがうの ねえ ちがうの ねえ ♪ （私立恵比寿中学 「ちがうの」）
