時折、投稿の中でガジェットのレビューっぽいことをしているんだけど、取り上げたことがあるAUKEY・TaoTronics・RAVpower等がAmazonから削除されたりしているらしい…
どうやら、不正レビューが問題となったみたいです。
僕の場合、自分の需要を満たすと思ったからこそ、あるいはガジェット熱に浮かされて(笑)、自腹で購入した上で実際に使ってみての感想を書いているんですけど、Amazonにおけるこれらの企業はサクラレビューをさせたものが多いということか。
これらの企業の品質やコスパは凄いので実力は確かなのだが、良い評価を書かせるようなことをしていたのであれば、倫理観やマナーそしてブランドイメージ的によろしくないですね…
SNSの隆興によって物の価値を評価する媒体のパワーバランスの変化が起こり、絶大な力を持つマスコミ・芸能人等からC to Cすなわち「体験した個人のシェア」が注目されるようになってきました。
ただ、こちらにも利害関係等が絡んでくると、実際に利用した人の素直な意見ではなく恣意的なレビューとなってしまったりということも起こり得る訳だ。
僕は孟子や朱子学・陽明学的な思想というか性善説寄りの考え方なんだけど、民主主義における選挙もそうだが、個人・大衆が何かを評価したり決定したりすることは皆んなが中正的だったり善良であることが前提であり、現実は必ずしもそうとは限らないため、なかなか難しい問題ではある。
「あの芸能人も使っている」「あのインフルエンサーがこう言っている」「レビューで多くの人が高評価」が全て本当であれば良いんだけど、その中身が正しいかどうかは外からではわかりづらいので、情報を見分ける眼というのは常に問われ続けるものなんだなと。