人間、恐ろしいのはケアレスミスである。
何が怖いって、自分で事前に入念にチェックしたいるつもりでも、何故か気づかないことが多かったりするもの。
他人の間違いであれば気づき易いこともあるので、自分が携わったものは「頭で思い描いたもの」と眼や脳が認識してしまうのかもしれない。
実際、こういった記事とかで投稿後に誤字脱字とかが見つかると、結構悶えたりします(笑)。
組織やチーム等になってくると、大抵は念のために別の人のチェックを入れるようになっていて、ヒューマンエラーを防ぐような仕組み・システムがあるものである。
規模が大きくなる程チェックの数が増えることもあり、それによって決定までに時間がかかり、痺れを切らされて競合相手に掠め取られるなんてことも起こり得る。
日本はこの傾向が強く、批判の対象になることも多いが、たくさんの眼が入る以上、致命的な失敗を防げるという利点もある。
この辺りはバランスが難しいところで、ミスや批判を抑えようとした結果機会を逃すこともあれば、スピードや挑戦心を重視した結果ちょっとした綻びが大きなトラブルになってしまうこともあるので、どちらが正解とも言いづらい。
もちろん、どんどん挑戦して失敗していくことは成長に繋がるし、現状維持だとその時は良くても後々困ることになるので、守りに入り過ぎるのはよろしくはないんだけど、影響力や関係各所の規模が が大きくなってくると「失敗した、えへへ」で済まないので、心情的には慎重になるのも無理はないとも言える。
僕の投稿のようなほとんど読まれていない中でのミスであれば、ちょっと恥ずかしい思いをするだけで済むんだけどねぇ…(笑)
冒険心は歓迎するとして、少なくともヒューマンエラーは無しでいきたいものなので、「スピードと正確性を兼ね備える」が理想的な訳だが、ヒューマンエラーの防ぎかたというのは相当な難関であることは間違いないなと。