久々に(笑)読書のアウトプット。
茂木健一郎 「図解 眠れなくなるほど面白い脳の話」。
Kindleでセールをしていたので購入。
大衆向けらしく、スルっと読めました。
脳について何となく聞いたことがあるようなことも含めてわかり易く書いてあり、頷くこともしばしば。
以下、気になったところのピックアップと雑感(意訳あり)。
22P 偶有性(存在することも、しないこともありうる、ものの在り方)に満ちた遊びは、もっとも脳の働かせかたを促すことになり、教育上の効果は計り知れません。
→遊びだけでなく、仕事やビジネスにも言えそう。自由度が高いほど工夫の余地があり、発見や成長に繋がる?
24P メタ認知→DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)→意識的にぼーっとした状態をつくる
→常にぼーっとしている人は、ストレス耐性が高い?鈍感力は立派な個性かも?
32P 人間の脳は不確実なものに惹かれる傾向がある
→ギャンブルの怖さ、ここにあり。
46P 「根拠のない自信をもて。そして、それを裏づける努力をせよ。」
→根拠がなくとも自信があるなら、それに向かって努力できるはず?
48P 新しいものとの出会いは、脳の好奇心の回路を活性化させ、ドーパミンなどの多幸感を伴う神経伝達物質を大量に分泌させます。
→新しいもの好きのクロヒョウは、多幸感の塊と言えよう(笑)。
活性化活性化 えんやこらラッセーラ ♪ (私立恵比寿中学 「MISSION SURVIVOR」)
50P さまざまなノイズに満ちた体験から、「意味」を見出す編集作業こそが、脳を鍛え、成長させていく
→編集と言っても、アウトプット方法は文章でもトークでも絵でも歌でも踊りでも動画でも何でも良い?
52P 脳の手入れとしておすすめなのが、よい本を読むこと、新しい出会いを求めること、小さなことであれ、つねに挑戦すること、などがあります。
→持論ですが、「新しい」だけでなく「久しぶり」もアリなのかなと。「男子、三日会わざれば、刮目して見よ」という言葉もありますし、自分の感じ方の変化や相手の人の変化も「新しさ」に繋がりそう?
56P 意欲さえあれば、脳は変わる。これは、脳科学の観点から確かなことです。
→これはよく言われていますね。
64P 自己規制をいかに外すかということが、創造性を発揮するうえでのカギになる→成功体験を増やす
→固定観念にとらわれないのが大事、ただし良識は守るべき?
70P 脳というのは、抑圧してしまうと、潜在的な能力を発揮できない器官なのです。
→ここでも根拠のない自信が意味を持ってくる。
72P 人間の記憶というのは、覚えたことをただ再現するのではなく、脳のなかで再編集されてアウトプットされています。この編集する力こそ、ひらめきを生む原動力といえるのです。
→閃きは0からは生まれない?今までの人生が反映されるのかも?
76P わからない問題をじっと考えて脳をフル回転させ、脳が活性化する状態をつくりだす。これが、アイデアを出すための近道だと考えられます。
→時には頭が割れそうなくらい考えたり、時には完全に離れてみたりするのもアリかも?
98P 知識ではなく、自分の身体を使って感じ、考える習慣をつけることで身体性(身体で感じるもの)は磨かれていく→「身体で感じるもの」はいくら説明を聞いてみても、実際に体験しないとわからない。この辺りの認識のズレが、「この人とは合わない」の原因の1つなのかもしれない。
127P 緊張しやすい人は、事前に人前に立った自分をイメージすると、本番でも「イメージ通りだ」と感じて緊張が軽減するそうです。また深呼吸も効果的です。
→なるほど。
余談。
試しにAndroidスマホでこの読書感想文を書いてみたけど、やっぱりiPhoneより書きづらいな…
追随性が悪いというか、筆が乗ってドンドン進めようとすると、途中の文字が抜けることがしばしば。
また、本文について、大衆向けだからなのかちょこちょこ平易な漢字にも平仮名が使われているんだけど、逆に読みづらいような…
また、いくつか誤字脱字があったのも気になりました。
とは言え、僕自身は脳についての知識はなく、わかり易い内容だったため、面白い学びになりました。
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