以前、浜松のコアラさんが仰っていた、「爪痕を残す」というお話が興味深かったので、ちょっと考えてみる。
会っている人や関わっている人に、「自分×〇〇」ということを、少しでいいから印象づけていくことで、その積み重ねが後々になって何かの拍子に活きてくるかもしれない。
「私、〇〇が物凄く好きなんだ」「〇〇、メッチャ良いから、試してみてよ」などと力説したりすることについては、それが相手のニーズにマッチしているかや、相手と自分との関係性が重要であり、下手したら「知らねーよ」と逆効果になったり、悪くすると「あの人ウザい」などと距離を置かれたりしかねない。
それに対し、普通の会話の中で自分の好きな物や事などについて触れたり、使っている物・食べている物が相手の目に入ったりすると、自然と相手や周囲の頭の片隅にほんの少しながら「〇〇といったら△△さん」という情報が残っていく可能性がある。
僕の例でいうと、「どんな曲を聴いているの?」と聞かれれば、「私立恵比寿中学」と答えるし、SNS発信の際にエビ中関連のことをちょこちょこ織り交ぜたりする訳だが、そうしていくうちに、人によっては、エビ中のニュースが流れたら「そういえば、あいつが好きだったな」だとか、ちょっとエビ中の曲を聴いてみたいと思った際に「何かオススメの曲ってある?」などと聞かれることだってあり得る。
まあ、上記のエビ中の例はまだ起こっていないが、実際のところ、歴史や古典などに関しては、僕がオススメした本を購入する人もいたりするんだけど、だからといって僕に何かしらの%が入る訳ではない(笑)。
でも、自分の好きな事などについて、誰かから興味を持ってもらえるのは、嬉しいことだよね。