2021年もやります、読書感想文。
ジョン・C・ボーグル、「インデックス投資は勝者のゲーム」。
ボーグル氏は、低コストのETFで知られるバンガードの創業者で、僕もVOO(VTIも)のインデックス投資で利用させていただいています。
内容については………、うーん、難しい。
他の本やブログなんかでなんとなく知識は入れていたことで、かろうじて読めたという感じで、理解までは出来なかったなぁ。
ザックリ考えるのであれば、「短期間であれば市場を上回るリターンを得ることが出来るかもしれないが、長期的には市場に勝つことは出来ない」ということを、様々なデータや引用等で教えてくれている感じ。
こういった「一部分だけを見て決めてしまうことの危険性」というのは、あらゆる分野においても意識しておくべきことで、ニュースや現象なんかに対して反射的に思い込みをしてしまわないように気をつける必要がありそう。
安岡正篤先生も「思考の三原則」として、「第一は、目先に捉われないで、出来るだけ長い目で見ること」「第二は、物事の一面に捉われないで、出来るだけ多面的に、出来れば全面的に見ること」「第三は、何事によらず枝葉末節に捉われず、根本的に考えること」をあげていますね。
こちらの本、何気に名言・箴言がちょこちょこ出て来て、マニア的にはおいしい面も(笑)。
まあ、凡人は派手なことをすることなく、やるべきことをやれば長期的には積み重ねとなって返って来る筈なんだけど、「当たり前のことを当たり前にやり続ける」というのはなかなかに難易度が高かったりするもの。
また、ビジネスの世界では短期間で大量行動することによって大きな基盤が出来上がるものみたいだし、投資の世界でも眼力や運や度胸次第で一挙に巨万の富を築くこともあるみたいなので、「長期は良くて、短期は良くない」といった単純な話でもなさそう。
先生の言うこと(いいこと) 10年経って響いたぞ ♪ (私立恵比寿中学 「愛のレンタル」)
#読書 #感想 #ボーグル #インデックス投資は勝者のゲーム