結構前に読んだ本の読書感想文、ブルーバックス 「基準値のからくり」。
基準値、科学的根拠をもとに凄まじい議論によって決められ、決定された基準値は絶対視してしまうものだが、こちらの書籍を読んでみると、案外いい加減だったりする?
こちらの書籍ではテーマによって様々な例があり、なかなか面白く、特に水道水の基準値についての章は必見。
何となく、その線までは絶対安全、少しでも超えたら一気にヤバくなる、といったイメージを抱いていたんだけど、そんな単純なものではないんですねぇ。
当たり前だけど、安全だと思っていても量が度を過ごしていたらダメだろうし、単発であればオーバーても意外と大丈夫だったりするかも?
個人的には、基準値ギリギリを攻める様なのは、前回の書籍にあった通り「人間はリスクを取り易いもの」だけに、結構やりがちだけど、心の隙というか、気を付けた方が良いのかなと。
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