かつてコアラさんが重視していた言葉に、「素直力」というのがある。
人間は意外と捻くれているもので、人から言われてそれを素直に実行するのが、なかなか難しかったりする。
小さい子供時代などは、親から言われて、「今からやろうと思ったのに」と返すのも、そんな感じなのかも(笑)。
ただ、アドバイスしてくれる人は、「それがその人にとってプラスになるのでは?」と思った上で言葉をかけてくれる訳で、そこで反発するのであれば、「自分の都合の良い回答が聞きたいから」相談しただけということであり、お互いにとって時間の無駄。
そもそも、まずはやってみないと、それが良いのか悪いのかの議論にすらならない。
「今のままは嫌」「今も悪くないけど、もっと良くなりたい」という気持ちが少しでもあるのなら、「素直力」を意識してみるのも手かもしれない。
「正法眼蔵随聞記」にこんな章があるので、参考までに。